金融のあらゆる分野で顧客に寄り添い、共に課題を解決する

入社してから４年間、ファイナンシャルコンサルティング本部に所属しています。「営業」とつきますが、単に商品を販売するのではなく、金融のあらゆる分野でお客様の課題を解決していく仕事です。入社後１年間は順調でしたが、2年目で壁にぶつかり、伸び悩みました。そんなときに、お客様に答えていただいたアンケートから、目の前の成果ばかりを追いかけてしまっていてお客様にしっかりと寄り添えていないことに気付かされ、そこからはじっくりとお客様の話を聞くことを意識するようになり、信頼を得られるようになったと思います。

就活生と面談をしていると、よく入社前後のギャップを聞かれます。そのときは「チームとして働く、教え合う文化」と答えていますね。入社前は、金融業界ならではの個人プレーや社員間のライバル意識が存在すると思っていましたが、実際には、失敗をしても怒られることはないけれど、相談をせずにひとりで問題を抱え込んでいると怒られるという、もともと持っていたイメージとのギャップに驚きました。どんなことでも力を合わせて解決していこうという雰囲気があり、それこそが会社の魅力だと思います。また、社員それぞれ知識が豊富で、お客様からとても信頼されており、目には見えない魅力を持っているということも、当時のわたしには魅力的に映りました。

今後についてですが、まずは常にいまの自分を越えられるように成果を出し続けていきたいです。そして、後輩にも同じように成功してほしいと感じています。「やりがいを持って働く人を、ひとりでも多く増やしていきたい」というのが直近の目標ですね。2〜3年目の頃、先輩たちが後輩に向けて相談会などを開催してくれたことに助けられたので、今度はそれを後輩に還元していくために、後輩を集めた研修を企画し、開催しています。現在、教育部があるのは東京本社だけですが、将来的には同期と力を合わせて大阪にも教育部を立ち上げたいです。毎年増加する新入社員の教育を大阪でも担っていくことで、大阪支社も盛り上がっていくのではないかと考えています。

就職活動中は他の会社からも内定をいただき、正直迷いました。最終的には自分の性格に一番合うブロードマインドを選びましたが、4年間働いてきて、とてもやりがいがありますし、自分の選択は間違いではなかったと感じています。就職先を選ぶ指標には、会社の知名度や規模などさまざまなものがありますが、わたしは自分の性格とやりたいことに合っているかで決めることが最も大切ではないかと思います。
また、金融の知識がないと苦労するのでは、と心配する方も多いはずです。入社前に感じていた勉強に追われるのではという心配は、最初の半年間の充実した研修のおかげで杞憂に終わりました。それよりもお客様に寄り添いたい気持ちをどれだけ持てるかが大切だと思います。また、失敗をすることは当たり前。失敗をしてもその次を頑張ろうという心構えがある人と一緒に働きたいです。