2024.11.19
プレスリリース
拓殖大学にて出張授業を実施 ~日常で使える金融教育+FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)診断~
「金融の力を解き放つ」をパーパスに掲げ、ライフプラン実現を支援する金融サービスの開発・提供を手掛けるブロードマインド株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「当社」)は、2024年10月31日に拓殖大学商学部の学生を対象に出張授業「日常で使える金融教育+FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)診断」を実施しました。
■講義内容
当社では、FWBを現在・将来にわたって経済的な健全性が確保されている/人生を楽しむ選択肢が確保できている状態と定義しています。
若年層においても「投資」への関心は高まっており、自ら情報収集される方も増えていますが、FWBな状態を実現するためには、①金融リテラシー向上、②収支管理能力の向上と習慣化、③ライフプランニングスキルの習得という3つの要素をバランス良く身につけ、ライフステージの各段階で生じるイベントにおいて最適な金融行動が取れるようにする必要があると考えています。
本授業も単に投資・金融知識を学ぶのではなく、FWBという概念を知っていただきながら少しでも近づけるきっかけにして欲しいという想いから、金融知識・収支管理・ライフプランニングという3つの分野で構成しています。
授業の始めに「FWB診断」を行うことで自分自身が足りていない・苦手なところを把握していただいたり、講義内容では投資詐欺・闇バイト・マルチ勧誘など大学生の生活身近なテーマやこれからの暮らしにすぐに生かせる実用的な内容を盛り込んだりすることで、金融への興味の有無に関わらず自分事として捉えて授業に臨んでいただく工夫を設けています。
▼講義内容について、詳しくはこちらからご覧ください
大学向け出張授業「日常で使える金融教育+FWB(ファイナンシャル・ウェルビーイング)診断」提供開始
■今回のFWB診断結果
金融知識・収支管理・ライフプランニングの3つの分野についてそれぞれ8問ずつ質問が用意されており、各設問1~5点で自己採点(8問×5点=各分野40点満点)することで、お金に関する健康状態=ファイナンシャル・ウェルビーイング度をセルフチェックします。
今回の受講者全体のFWB診断の設問ごとに、平均スコアが高いもの・低いものを5つずつピックアップしました。スコアが高かった設問としては「金融知識」「ライフプランニング」の分野のものが上がりました。スコアが低かった設問には「収支管理」「ライフプランニング」が上がり、スコアも最下位(2.4)と最上位(4.1)で倍近い開きがあります。
「ライフプラン」の設問はどちらにもランクインしていますが、内容を見てみると人生の大きなイベントごとや近い将来起こり得る岐路については想像したことはあるものの、具体的な行動(情報収集や計画)までは立てていないことによる結果と見受けられます。
■実施後アンケート
「本日の講義は今後のお金の使い方に影響すると思いますか?」と聞いたところ、「とても影響する」が47%、「影響する」が41%、「どちらともいえない」が12%でした。(他、あまり影響しない・まったく影響しない=0%)
約9割の学生は、今回の講義が今後のお金の使い方に影響があると回答しました。
実際にコメントを見てみると、
- 毎月クレカが上限まで行っていたので、無駄を省いて生活をしたいと思った。
- 私自身浪費癖があるので今回の講義はとてもためになりました。自分自身の支出を見直すきっかけとなる講義になったと思います。
- カードを持っていないので今後カードを作り利用する際に支払い方法など参考になった。
など、日々の生活ですでに起きている困りごと・解消したいことに活かせるというコメントが目立ちました。
■受講した学生の感想
リボ払いは親からやめとけと言われていた意味がよく分かりました。ライフデザインとライフプランを考えることでお金の使い方も変わっていく。 |
なかなか学校ではお金の勉強ができないので、本当に貴重な経験ができた。特にリボ払いなどの借金による将来のデメリットはとても興味深かった。2回払いまでなら利息がかからないなど、役立つ知識を培うこともできた。お金の勉強は勿論、確定申告のやり方などを中学、高校などの早い段階から教わりたかったと思う。 |
普段クレジットカードをよく利用するので、とても為になる講義でした。分割払いを良く利用するので次回からは2回払いで利用したいと考えます。自身のファイナンシャル・ウェルビーイングについても知ることが出来たので、遠い将来のことも考えながら貯金をしていきたいと考えました。 |
まだお金について考えることが少ない若い世代に対しても、本質的な金融教育の推進・ライフプランニングの啓蒙を行っていくことで、大人になった時に必要なタイミングで必要なお金を使えるように、理想の人生を諦めないようになる一助になればと考えています。
■お問い合わせ
報道機関の方・授業検討される学校関係者様からのお問い合わせ
広報担当:経営企画室 冨永・志村
TEL:03-5459-3091(直通) / mail:bm-pr@b-minded.com
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