医療保険はいらない・不要と言われる理由|必要かどうかを年代別で解説!
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「医療保険が必要か」という話題で、しばしば医療保険はいらない・不要だという意見も見かけます。日本は公的医療保険制度が充実していますが、実際のところ民間の医療保険は自分や家族に必要かどうか悩みますよね。
しかし、豊かな老後生活を満喫するなら、公的制度のみでは不安が残ることは否めません。年金制度の破綻も叫ばれている昨今、医療保険の加入は全ての世代が考えるべき現実的な問題と言えるでしょう。
そこで本記事では、「医療保険がいらない・不要と言われる理由」や「不要なケース・必要なケース」など解説、また「年代別・立場別」で医療保険が必要かどうかも解説します。
さらに本記事では、医療保険で迷っている人のために「専門的なアドバイスがもらえる無料保険相談窓口」もプラスで紹介しています、必ずチェックしましょう!
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Contents
「医療保険はいらない・不要」と言われている3つの理由
民間の医療保険がいらない・不要と言われている理由は、主にこれらの3つが挙げられます。
1.公的医療保険制度が充実している
日本は「国民皆保険制度」によって、すべての国民がいずれかの公的医療保険に加入しています。
国民全員が保険料を支払うことで、国民は誰でも一定の負担割合(1割〜3割)で医療を受けられるのです。
そのため社会人であれば「最低限の保証を受けられるので、民間の医療保険は追加でいらない・不要だ」という意見もあるそうです。
2.高額療養費制度を利用できる
高額療養費制度は、医療機関で支払う額がひと月の自己負担限度額を超えた場合に、超過した分の金額を支給してもらえる制度です。
高額な医療費が発生してしまう場合でも、支払いは自己負担限度額内に留められるので、誰でも安心して医療機関を利用できます。
自己負担限度額は、年齢や所得によって異なりますので確認しておきましょう。
3.民間の医療保険は高齢で加入すると保険料が割高
民間の医療保険は、主に加入時・更新時の年齢および性別で保険料の水準が決まります。年齢が高いほど保険料は高くなる傾向です。
▼年齢・世代別 平均 年間払込生命保険料・個人年金保険料(2019)
男性 | 女性 | |
---|---|---|
20代 | 147,000円 | 143,000円 |
30代 | 235,000円 | 151,000円 |
40代 | 232,000円 | 156,000円 |
50代 | 293,000円 | 325,000円 |
60代 | 210,000円 | 174,000円 |
上記は、医療保険以外の生命保険も含んだデータであるものの、年齢が上がるにつれて保険料が高くなる傾向がわかります。
※ 令和元年度 生活保障に関する調査|公益財団法人 生命保険文化センター
医療保険はいらない・不要なのはどんな人?
民間の医療保険は、公的医療保険制度ではカバーされない自己負担部分を補う役割があります。
実際に必要になる可能性も考えると、心配になる方もおられると思います。そこで以下では、医療保険が必要ない人の特徴をまとめていきます。
貯蓄が十分にある人
貯蓄が十分にある人は医療保険に加入する必要はありません。なぜなら、現在の貯金で治療費をまかなえる可能性が高いからです。
例えば「万が一の時に備えて生活防衛資金を準備してある」「特に目的はないけれどもまとまったお金を貯金している」という方はそれらの資金から医療費を拠出できるでしょう。
「貯金している最中で、まだ目標金額に達してない」という方は目標までのつなぎとして医療保険を準備しても良いでしょう。
あくまでも医療費として拠出しても良い資金があるという方は加入しなくても良いのです。
貯蓄はいくらあれば安心?
貯蓄に必要な金額は、個人の生活費やライフステージによって異なります。そのため、一概に「いくらあれば足りる」と言い切ることはできないのです。
とはいえ、それでは医療保険の加入可否を判断しかねますよね。そこで医療保険が必要ないくらいの貯蓄はいくらなのか、確認してみましょう。
厚生労働省の調査によると、生涯医療費は2,700万円にのぼるといわれています。具体的には0歳から69歳までで半分、70歳以降で残りの半分を使い切る計算になるのです。
公的医療保険が適用されるため、この金額から1〜3割の負担になります。しかし、若いうちでも年間数万円程度出費がかかるのです。
また、若い人はかかる医療費は少なくなりますが、高齢者よりも多くの保険料を支払わなくてはなりません。そのため、自己負担金と医療費を合わせると、70歳以上の世代よりも多くのお金が必要になるのです。
50代は、下図のように入院受療率が高くなることから、医療費の自己負担金と保険料の合計金額がピークを迎える世代です。その分収入も増えていますが、生活コストが高くなっている可能性があるため、油断はできません。
今後保険料は減少していきますが、その分医療費の自己負担金が増大します。
60代・70歳からは保険料が減少する代わりに自己負担金額が増大します。退職している方は収入も減るため、貯蓄と年金で医療費をまかなえるか、必ずシミュレーションしましょう。
高齢者も、若い方も「将来的に医療費をまかなえるか不安」「資産形成なども自信がない」という方は保険相談窓口でアドバイスを貰うことを推奨します。
会社の福利厚生で医療保険に加入している人
会社の福利厚生で医療保険に加入している人は医療保険の加入をおすすめしません。なぜなら保障が重複してしまうからです。
具体的に会社の医療保険に加入している方が民間の医療保険に加入してしまうと、以下から保険金を受け取ることになります。
このようなケースになってしまうと、余分にもらい過ぎてしまう可能性があります。得しているような気分になるかもしれませんが、実際に罹患しなかった時のことを考えるとマイナスでしょう。
そのため、会社で医療保険に加入している方は民間の医療保険に加入せず、不足分は貯金でまかなうことをおすすめします。
独身で、保険に加入しなくても治療費を負担できる人
現在独身、あるいは生涯独身と決めていて、医療保険がなくても治療費を負担できる方は医療保険の加入をおすすめしません。なぜなら、家族がいる方と比較して生活費や固定費が少ないからです。
もちろん、住んでいる地域にもよりますが、入院している場合でも「家賃や通信費だけだったら支払える」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、1回の入院にあたりかかる費用や在院日数などは、平均して以下のようになります。
上記にかかる費用や逸失収入を鑑みても余裕がありそうだという方にとっては、医療保険に加入していると払い損になってしまう可能性があります。
毎月ある程度お金が残る方は、医療費用に避けておく方が得をする可能性があるのです。
専業主婦・主夫で世帯主の稼ぎが充実している人
専業主婦・主夫で世帯主の稼ぎが充実している人は、医療保険が必要ない可能性があります。なぜなら、世帯主の収入でカバーできる可能性が高いからです。
医療保険は病気やケガで入院した時の治療費や公的医療保険ではまかなえない部分の保障、逸失収入を補填するために加入します。これらを世帯主の収入で補填できれば不要になるのです。
感覚ではなく、シミュレーションをしながら慎重に判断してみてください。
世帯の収入が安定している家庭の子ども
世帯の収入が安定している家庭の子どもは、医療保険に加入する必要はありません。なぜなら公的医療保険と両親の収入で子どもの治療費を工面できるからです。
子どもに医療保険をかけるかどうかは、各家庭によっての判断になります。しかし、世帯の収入が安定していれば、保険に加入しなくてもある程度の治療費は工面できるでしょう。
下図は現時点での日本における医療費の自己負担額です。こちらで示すように、子どもの医療費は非常に軽いものになります。
大人と比較して、子どもの医療費は国からの助成金がおりやすい環境にあります。仮に子どもが病気がちだったとしても、まずは住んでいる市区町村の保障制度を確認し、それでも不足していたら医療保険の加入を検討しましょう。
医療保険に入るべき・必要なのはどんな人?
対して、医療保険が必要なケースとしては下記が挙げられます。
それぞれについて解説します。
1.お金に不安があるケース
お金に不安があるケースとして、下記の人が当てはまります。
- 貯蓄がゼロまたは少なく、貯蓄だけで自己負担部分を払うのが難しい人
- 教育資金や老後資金など、使う目的がある貯蓄を取り崩したくない人
- 年金生活者など、新たな収入がなく貯蓄を取り崩したくない人
- 自営業、フリーランス、専業主婦・主夫など、社会保障制度が手薄な人
そもそも保険とは、万が一の事態に備えて安心を買うという性質のものです。
急な病気やケガによる思わぬ出費があったとき、貯蓄がないと支払いができませんし、貯蓄があっても他の使用目的がある場合は、結局は予定外の出費で困窮することになります。
支払った保険料が手元に戻ることを経済的合理性と考える人にとっては、貯蓄したほうが必ず元が取れると判断するでしょう。
ですが、保険であれば、基本的に時間の経過を問わず、契約が成立していればいつでも給付が受けられます。
万が一の事態というものは時と場合を選ばず緊急性が高いですから、保険の性質は理にかなっていると言えますね。
また、社会保険に加入していない自営業やフリーランスの人は、収入の補填となる傷病手当金や、年金の2階部分である厚生年金が受け取れません。
専業主婦・主夫の人も、病気やケガで家事・育児に手が回らなくなった場合、家事代行などを外部に委託する必要が出てきます。
上に挙げたような家事を、現在夫婦のいずれかに任せていたり、あるいは夫婦ふたりで助け合って担っているケースがほとんどかと思いますが、いつもこれらの家事を担っている人が不在になった場合に穴を埋めなければなりません。
例えば家事代行サービスの利用や外食、クリーニングの利用回数の増加を挙げただけでも、普段よりも支出が増えることが安易に想像できますね。
2.これからの健康状態に不安があるケース
現状で異常はなく健康であっても、今後の健康状態に不安があるケースとして、下記の人が当てはまります。
それぞれについて解説します。
現在健康な人や妊娠前の女性
年齢が若く健康に不安がないうちは、医療保険への加入はまだ必要ないと考える人は多いでしょう。
医療保険に加入する際、保険の対象となる被保険者は、現在の健康状態、過去の傷病歴など、事実をありのまま告げる「告知義務」があります。
もしも正しく告知義務をしておらず”告知義務違反”をした場合、これまで支払ってきた保険料は当然戻ることはないまま保険金も受け取れず、さらに契約を解除されてしまうため、今後新たに各種生命保険に加入することが難しくなるでしょう。
もし過去に傷病歴などがあった場合、「保険料の割増」や「保険金の削減」、「特定部位不担保」などの特別条件がつくことがあります。
持病がある人への保険商品として、「引受基準緩和型医療保険」や「無選択型医療保険」もありますが、保険料が割高だったり保障が縮小されてしまうデメリットがあります。
加えて、がん保険は一般的に、契約の責任開始前に発症したがんは保障対象外とするための免責期間が設けられています。
※保険会社によって日数は変わります。
これらを踏まえると、医療保険への加入は、健康状態に問題がないうちに済ませておくと良いでしょう。
3.家族構成がかわったり治療に選択肢を持ちたい人
家族構成がかわった人・変わるかもしれない人
また、結婚・出産により家族構成が変わった人も、下記の理由から医療保険に加入する最適な時期だと言えます。
- 結婚・出産による出費で貯蓄が減っている
- 教育資金や老後資金など使う目的がある貯蓄が今後必要になる
- ケガや病気による経済的不安が家族の日常生活に直接影響する
先進医療を受けたい人
先進医療とは、一定の治療効果と安全性を国が認定している最先端の医療です。
公的医療保険制度の対象になる保険診療との併用が特別に認められているため、一般の治療と共通する部分は健康保険給付の対象になり、先進医療にかかる技術料のみが全額自己負担となります。
先進医療の代表的な技術として、重粒子線治療や陽子線治療といった、がんなどに有効な医療技術があります。
こうした費用を保険でカバーして、治療の選択肢を増やしたい人に、医療保険は有用です。医療保険が必要そうだけれどどんな保障が必要でどの保険が最適なのか悩む方は、ブロードマインドをはじめとする無料保険相談窓口の利用をおすすめします。
必要な人まとめ:不安ならプロに相談しよう
- お金に不安があるケース
- これからの健康状態に不安があるケース
- 家族構成がかわったり治療に選択肢を持ちたい人
上記に該当しているかも!という方も「どの医療保険が自分に最適なのか迷ってしまう」かもしれません、自分・ご家族と決めるのも不安という方も多いでしょう。
そんな時は保険相談窓口を利用するのもおすすめです。基本的に相談だけなら何回でも無料で受けていただけるので。加入前に検討してはいかがでしょうか。
【20代〜50代】必要な医療保険の保障を紹介
「医療保険を用意したいけれども、自分に必要な保障がわからない」という方もいらっしゃいますよね。実際医療保険はたくさんの保障を用意できるため、自分にあった保障を探すことは簡単ではありません。
そこで以下では医療保険の中で必要な保障について、年代別に紹介していきます。これから医療保険に加入される方は参考にしてみてください。
20代に必要な医療保険の保障
- 入院一時金保障
- がん特約(女性)
20代は今回紹介する中で最も入院のリスクが低い年代です。しかし「加入して万が一働けなくなった時のリスクに備えたい」という方は上記の保障を検討してみましょう。
医療保険に加入する場合は「入院一時金保障」がついている保険をおすすめします。なぜなら若い世代の入院日数は比較的短いため、日額保障では十分な保険金を受け取れない可能性があるからです。
一時金保障がある保険に加入しておけば、短期入院でもまとまった一時金を受け取れるため、安心して治療に専念できるのです。
また、女性は乳がんなど若い世代でもがんの発症リスクがあります。若年性のがんに対してリスクを感じている方はがん特約などを追加することをおすすめします。
30代に必要な医療保険の保障
- 入院一時金保障
- 死亡特約
30代は結婚したり家族ができたりするなど、ライフステージに大きな変化が生まれる世代です。そのため、死亡特約など万が一の保障を用意することをおすすめします。
平均入院日数は変わらず短い状況です。そのため一時金保障を手厚くし、短期入院でも大きな保険金をもらえるようにしておくことをおすすめします。
また、死亡保険に加入していない方は、死亡特約を追加することをおすすめします。特に世帯主の方はご自身に万が一のことがあった時に家族を守れるよう、大きな保障を用意しておきましょう。
40代に必要な医療保険の保障
- 入院一時金保障
- 入院日額保障
- 三代疾病保障
40代は子どもの進学や住宅・車の各種ローンなど固定でかかる費用が大きくなる世代です。そのため、入院一時金保障を用意しつつ、治療に専念できるような体制を整えておきましょう。
また、35歳から64歳までの平均入院日数は24.4日と徐々に増加していきます。そのため入院日額保障を用意し、入院が長期化するリスクにも備えることをおすすめします。
40代の方は三大疾病の保障を追加することをおすすめします。なぜなら年齢が上がるにつれて三大疾病(がん・心筋梗塞・脳卒中)のリスクが高まるからです。
日本人は2人に1人が三大疾病で死亡していると言われています。そのため、40代を迎えたタイミングで三大疾病の保障を準備し始めることをおすすめします。
50代に必要な医療保険の保障
- 入院日額保障
- 入院一時金保障
- 三大疾病保障
50代は子どもの大学進学や独立を控えている方が多い世代です。そのため必要な生活費はこれまで以上に多くなる可能性があるため、手厚い保障を用意しておくことをおすすめします。
【就業・世帯状況別】医療保険が不要 or 必要な人
世帯状況別で、医療保険の必要性を解説します。
定年後の医療保険、本当にいらない?
定年後に医療保険がいらない人の特徴
- まとまった資金がある人
- 子どもが独立し、責任が少なくなっている人
まとまった資金がある人は医療保険は必要といえません。なぜなら、民間保険に頼らずとも医療費をまかなえるからです。
具体的に、75歳の後期高齢者になると、医療費の負担割合は1割になります(収入によって変化の可能性あり)。そのため、退職金がある人や現役時代に貯蓄できている人は医療保険が必要ないのです。
子どもが独立し、責任が以前よりも小さくなっている人は医療保険の必要性は低いといえます。なぜなら自分が病気にかかったとしても家計が傾く可能性は低いからです。
例えば子どもが独立し生活費が減少している方は、一人にかかる責任の大きさも減少しています。そのため、年金や現在の貯金で生活できている人は医療保険に加入しなくても済むのです。
定年後に医療保険が必要な人の特徴
- 医療費に不安を感じる人
- 現在の貯蓄を取り崩すのに不安を感じる人
医療費に不安を感じる人は、老後に医療保険が必要といえます。なぜなら、民間の医療保険に加入していれば経済的な不安は軽減されるからです。
例えば退職金を旅行やローンの返済にあてて、年金で生活しているような方は医療費に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。この場合は医療保険を用意し、経済的な不安を軽減すべきなのです。
高齢者で貯蓄を取り崩したくない方は、医療保険の加入をおすすめします。なぜなら高齢者になるにつれて医療サービスを受ける機会が増加するからです。
厚生労働省の調査によると、生涯医療費の約6割は65歳以上にかかるといわれています。そのためこれまでの貯蓄を取り崩す機会が多くなる可能性があるのです。
出典「図表3-1-9 年齢階級別1人当たり医療費、自己負担額及び保険料の比較(公的医療保険)(年額)」厚生労働省
独身なら医療保険、本当にいらない?
独身の人で医療保険がいらない人の特徴
- まとまった資金が用意できている人
- 働けなくなっても資金繰りに困らない会社員・公務員
独身の人でまとまった資金が用意できている人は、医療保険の必要性が低いといえます。なぜなら生活費が少なく、貯蓄でまかなえる可能性が高いからです。
総務省統計局の調査によると、住居費を除いた単身世帯の生活費の平均は16万1,753円になっています。この生活費を用意でき、余った資金を貯蓄に回せている方は医療保険の必要性は低いのです。
また、公的保険が充実している会社員・公務員も医療保険の必要性は低いといえるでしょう。
会社員・公務員は医療保険の必要性が低いといえます。なぜなら自営業者やフリーランスと比較して公的保険が充実しているからです。
具体的に会社員や公務員は「傷病手当金」などの公的保険が用意されています。そのため独身世帯は働けなくなっても資金繰りに困らない可能性が高いのです。
独身の人で医療保険が必要な人の特徴
- 資金がなく入院したときに不安を感じる人
- 自営業やフリーランスなど、公的保険が手薄い人
独身世帯でもまとまった貯蓄がなく、入院したときに精神的な不安を感じる人は医療保険が必要といえます。経済的な保障を得られる医療保険に加入することで、不安を軽減できるからです。
例えば長期入院した場合、医療費だけでなく家賃や通信費などの固定費は変わらず支払い続けなければなりません。そのためまとまった資金がない方は経済的に困窮する可能性があるのです。
自営業者やフリーランスも医療保険の加入をおすすめします。なぜなら公的保険が手薄になっているからです。
具体的に自営業者やフリーランスは「傷病手当金」などの公的保険が用意されていません。働けなくなったときに収入がゼロになる可能性があるため、医療保険を用意する必要があるのです。
新社会人に医療保険、本当にいらない?
新社会人で医療保険がいらない人の特徴
- 会社の福利厚生で加入している人
- 親の保険で自分の分までかけてもらっている人
会社の福利厚生で医療保険に加入している人は、民間の医療保険に加入する必要はありません。保障が被ってしまうからです。
新社会人になると会社の福利厚生で医療保険に加入する可能性があります。そのため、不安に感じる場合でも医療保険を複数加入する必要はないのです。
新社会人で医療保険について心配になった方は、一度会社の福利厚生を確認することをおすすめします。
また、親の保険で自分の分まで加入している人は、加入の必要性は低いといえます。なぜなら保障が重複してしまうからです。
しかし「経済的に自立したい」と考えている方は、親がかけている保険を解約し、自身で加入し直す必要があります。家族と保険について相談してみてください。
新社会人で医療保険が必要な人の特徴
- 事故の危険性が高い職業に就職した人
- 実家を出て賃貸で一人暮らしを始めた人
ドライバーなどの職業に就職した人は、医療保険の加入をおすすめします。なぜなら事故の危険性が高いからです。
そのため、より事故率の高い職業についている人は医療保険で事故に備える必要があるのです。
また、実家を出て賃貸で一人暮らしを始めた人も医療保険の加入をおすすめします。働けなくなったときに固定費と医療費をまかなうためです。
一人暮らしをしている場合、働けなくなったときでも固定費は毎月かかります。そのため医療保険に加入する必要があるのです。
出典:「平成29年(2017)患者調査の概況」厚生労働省
シングルマザー(シンママ)に医療保険、本当にいらない?
シングルマザーで医療保険がいらない人の特徴
- 子どもの教育資金は別で用意できる人
- 共働きと同様の収入を得ている人
シングルマザーで医療保険がいらない場合は、上記リストの通りです。共通することとして、働けなくなっても経済的に困窮する心配がない状態の人は、医療保険の必要性が低いといえます。
ただし、マイホームを購入したり車を購入したりする場合など、さまざまな条件によって必要性は異なるでしょう。
シングルマザーの家庭は、母親が働けなくなってしまうと収入源が絶たれてしまいます。医療保険を含めた保険全体の必要性を、専門家の意見をもとに決めるとよいでしょう。
シングルマザーで医療保険が必要な人の特徴
- 働けなくなったときの予備資金が確保できていない人
- 子どもがまだ幼い人
シングルマザーで医療保険が必要な人の特徴は上記リストの通りです。特にシングルマザーは働けなくなったときに家庭が崩れないように、経済的な保障を用意しておく必要があります。
働き始めて間もない人は、生活予備資金がまだ溜まっていませんよね。病気やケガで働けなくなってしまったときでも治療に専念できるように、医療保険を用意しておく必要があるのです。
また、子どもがまだ幼い人も医療保険の加入をおすすめします。なぜなら教育費など、これから用意すべきお金がたくさん待ち構えているからです。
特に子どもが複数人いる家庭は、数千万円単位で教育費が必要なケースも考えられます。子どもが独立するまでの間は手厚く用意しておくとよいでしょう。
子どもや50代、80代に医療保険の加入は必要?
続いて年代別で、医療保険の必要性を解説します。
子どもの医療保険
公的医療保険制度による療養の給付では、医療機関で治療を受けるときの自己負担額の割合は3割ですが、小学校入学前の6歳未満の子どもは2割です。
加えて、各自治体でさまざまな医療費の助成制度があり、年齢に応じて自己負担額を市区町村が助成するといったものがあります。
さらに、子どもが通う学校などの教育機関でも独自に共済に加入しているため、教育機関内における病気やケガについては共済で保障が受けられます。※6
このように、医療費に関しては公的な保障が手厚い一方、それらの対象にならないものもあります。
こうした出費や逸失収入については、やはり医療保険でカバーする必要があります。
その場合、「引受基準緩和型医療保険」や「無選択型医療保険」の選択もありますが、保険料が割高だったり保障が縮小されることに加えて、子どもが入れる保険商品は一部の共済や少額短期保険しかなく選択肢が狭まります。
50代の医療保険
生命保険文化センターの調査「性・年齢階級別にみた入院受療率(人口10万対)」によると、50歳~54歳の入院受療率はそれまでの300人台から大幅に増えて552人、55歳~59歳は758人となっています。※5
また、晩婚化が進んだ今、50代はまだ子どもの教育費もかかる年代です。住宅ローンの返済や老親の介護と言った出費も考えられます。
対して、収入は頭打ちになり、60歳を目前にして早めの役職定年や再雇用を迎えると収入は下がります。このように、医療費とその他の出費に対して収入が追いつかなくなるリスクが高まるのが50代です。
年齢的にも持病ができてしまうと新たに保険加入することは難しくなります。
※5 生命保険文化センター 性・年齢階級別にみた入院受療率(人口10万対)
80代の医療保険
80代以上の人の医療費は、80歳~84歳で年間92.4万円、85歳~89歳で105.4万円に昇ります。
公的医療保険制度の療養の給付では自己負担割合は1割ですが、実際にはそのための国民健康保険料を支払っていますので、自己負担と保険料を合わせた金額は、80歳~84歳で年間14.9万円、85歳~89歳で15.2万円と、1割以上の負担になっています。※6
※6 厚生労働省保険局 年齢階級別1人当たり医療費(平成30年度)
80代の場合、年金以外の収入を働いて得ることが難しく、取り崩した貯蓄を再度増やすことも困難です。
更に、75歳以上で年収200万円以上の人を対象に、医療費自己負担割合を現行の1割から2割に引き上げることが、令和2年6月4日に可決されました。
80代でかかる医療費の自己負担部分は決して少なくないので、カバーするための医療保険は必須であると言えます。
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医療保険に関するよくある質問
まとめ
民間の医療保険は、公的医療保険制度ではカバーされない自己負担部分を補う役割があります。医療保険は必ずしも万人に必要であるとは言い切れませんが、不要な人は貯蓄が充分にあるなど前提条件があります。
支払った保険料の元が取れるかどうかの判断も経済的合理性の考え方の一つですが、保険か貯蓄かに関わらず医療費を支払う体制を整えておくことが大切です。
なお、医療保険の必要性は、貯蓄の有無のほか、ライフステージや年代によっても変わります。ライフイベントがあった際などは、保険の加入状況や契約内容の見直しも忘れずに行いましょう。
「医療保険への加入を決めきれない」「どんな医療保険が自分や家族に合っているのか知りたい」など、医療保険に関する疑問がある方は、本記事で紹介している保険相談窓口を利用し、プロに相談するのがおすすめです。
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