三大疾病保険とは?おすすめ商品の特徴やメリット・デメリット
ブロードマインド保険コラム(以下、当メディア)は「ブロードマインド株式会社」管理であり、ユーザーが信頼性を持って閲覧できるように「コンテンツポリシー」や」「広告掲載ポリシー」を作成し、其れに基づき運営しています。当メディアで紹介する各商品は独自の「比較根拠・ランキング基準・採点方式」を設けることのほか、第三者機関(株式会社ジャストシステム運営のインターネットリサーチなど)を利用した調査も行っています。そのため、紹介する商品には一部または全部に広告が含まれておりますが、客観性を欠く事のないよう中立的なコンテンツ提供を第一に運営しています。
【数字で見る本記事の信頼性】
・金融庁「金融商品仲介業者登録一覧」の688社から抜粋。
・各保険相談窓口を当メディア独自の5項目基準で採点化。(PDF)
・実際に保険相談を利用した約760人に独自アンケート(PDF)を実施。
・各保険相談窓口を実際に利用した人からのコメントを約200件(各10個)取得。
三大疾病と言われるがん・急性心筋梗塞・脳卒中は死亡率が高く危険な病気です。
もし三大疾病になってしまったら、貯蓄だけではカバーできないくらい多額の医療費がかかるかもしれないという不安を感じる人も多いのではないでしょうか。
・保障が手厚い分、他の医療保険やがん保険に比べ保険料が割高となるため、保障内容をよく確認してからの加入が推奨される
・医療保険の比較・検討で迷っている方は保険相談窓口「ブロードマインド」での無料相談がおすすめ
この不安やかかる費用をカバーできる医療保険が三大疾病保険です。三大疾病に罹患して条件を満たした場合、保険金の生前給付が受けられるという大きな特徴があります。
本記事では、三大疾病保険の3つの保険金「特定疾病保険金」「死亡保険金」「高度障害保険金」の詳しい支払い条件とともに、メリットとデメリット、入るべき人を解説します。
「保険相談・保険見直しの参考に。」ブロードマインド保険コラムは、保険相談や見直しする為のおすすめ情報を発信します。生命保険・医療保険・がん保険・学資保険・個人年金保険・火災保険・自動車保険すべての保険の人気情報やジャンル別のランキング情報なども解説付きで紹介します。制作ポリシーはこちら
管理元 / ブロードマインド株式会社
【当サイトは金融庁の広告に関するガイドラインに則って運営しています】
金融商品取引法
金融商品取引法における広告等規制について
広告等に関するガイドライン
Contents
三大疾病保険とは
がん・急性心筋梗塞・脳卒中は日本人の死因の50%を占める病気で、三大疾病または特定疾病と呼ばれています。
三大疾病保険は、この三大疾病により所定の状態になり、支払い条件を満たした場合に特定疾病保険金を受け取れる保険商品です。
三大疾病保険の契約形態には次のようなものがあります。
- 主契約として契約する方法:三大疾病保険
- 終身保険や医療保険などに特約として付帯する方法:三大疾病(特定疾病)保障特約
- 団体信用生命保険に特約として付帯する方法:疾病保障特約
生命保険文化センターの調査によると、三大疾病保険・特約の平均加入率は令和元年時点で36.1%、このうち男性は37.7%、女性は34.9%です。
※ 生命保険文化センター 令和元年度「生活保障に関する調査」 ガン保険・ガン特約、特定疾病保障保険・特定疾病保障特約の加入率
三大疾病保険で受け取れる保険金
三大疾病保険で受け取れる保険金は次の通りで、まとまった一時金として受け取るほか、年金形式で受け取れる商品もあります。
- 特定疾病保険金
- 死亡保険金
- 高度障害保険金
これらの保険金が受けられるのはいずれか1つを1回限りとなっており、いずれかの保険金を受け取った時点で契約は消滅します。
特定疾病保険金を受け取ることなく死亡または高度障害状態になった場合、特定疾病保険金と同額の死亡保険金・高度障害保険金を受け取れます。
また、契約の中途解約時には解約返戻金があるのが一般的ですが、保障開始から短期間で解約した場合、解約返戻金はほとんどありません。
三大疾病保険の保険期間
三大疾病保険の保険期間は次の通りです。
- 一生涯の保障が得られる終身タイプ
- 一定期間の保障である定期タイプ
三大疾病保険の保険料の払込方法は、月払い・半年払い・年払い・一時払いがあり、保険料払込期間は次の2種類があります。
- 有期払込タイプ:60歳までなど、期間を決めて保険料を払い込みます。
- 終身払込タイプ:保険料を一生涯払い込みます。
三大疾病保険がおすすめな人はこんな人!
三大疾病保険は、今を生きる日本人のニーズに沿った保険であることは分かりますが、実際あなたにとって必要か否かは別問題ですよね。
三大疾病保険への加入がおすすめな人の特徴から紹介していきます。
三大疾病保険がおすすめな人
- 医療保険では保険金に満足できない人
- がん保険では保障対象に満足できない人
- 大きな疾病に対する保険を持ちたい人
三大疾病保険は、医療保険の保険金や、がん保険の保障対象に満足しない人におすすめします。なぜなら医療保険よりも大きな保険金を用意しつつ、がん保険以上の疾病をカバーできるからです。
一般的に、三大疾病保険は「がん」「心疾患」「脳血管疾患」を保障対象としています。これらの疾病に対して保険金を用意できるため、万が一のときでも治療費や家族に残すお金を用意できるのです。
三大疾病は、日本人の約半数もの死因を占めていることからわかるように、日本国民にとって大きなリスクです。
三大疾病保険をおすすめしない人
- まとまった資金が用意できている人
- 医療保険やがん保険で充足感を感じている人
一方まとまった資金が用意できている人や、現在加入している保険で充足感を感じている人は、三大疾病保険の加入は不要といえます。加入せずとも必要な保険金は用意できるからです。
三大疾病保険は重大な病気に対する保障のため、保険商品の中でも保険料が高くなりやすい傾向にあります。まとまったお金を用意できている人は、加入せずに貯蓄を進める方が賢明といえるでしょう。
シミュレーションの結果、保険と貯蓄でまかなえるのであれば不要です。万が一不足しているのであれば、特約での加入をおすすめします。
三大疾病保険について悩むなら無料でプロに相談がおすすめ
「三大疾病保険についてはなんとなく分かってきたけれど、イマイチ決め手に欠ける…」「具体的にどんな三大疾病保険が自分や家族に最適なのか迷ってしまう…」
このような悩みがある方は、無料の保険相談窓口でプロに相談することをおすすめします!
数ある保険相談窓口のなかで、今おすすめできる最新の人気保険相談窓口を3社を厳選して紹介します! 他にも多くの保険相談窓口があります、もっと比較検討したい方は「保険相談おすすめ人気比較ランキング」をチェックしましょう! ブロードマインド株式会社は、累計相談件数15万件※超の実績を誇る、日本最大級の守備範囲を誇る独立系FP会社です。 相談可能なジャンルは保険のみならず、下図の6つの分野の専門家による連携で、より横断的かつ深い相談が叶います。 さらに、ブロードマインドでは相談や提案だけにとどまらず、各種発生する手続きまで全て行ってくれるため、専門家に任せられる安心感も得ながら面倒なやり取り等をしなくても良くなるというメリットも享受できます。 また、アフターサービス部門があり、お客さまにとことん寄り添うサポート体制が万全に整っているのも他の無料保険相談ではなかなかない特長です。1.ブロードマインド
取扱保険会社数 | 50社以上 ※金融商品仲介業含む |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険、金融商品仲介業、住宅ローン代理業、銀行代理業 |
対応地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・三重・岐阜・大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良・和歌山・福井・石川・富山(それぞれ一部地域除く) |
オンライン保険相談 | ○(全国対応可能) |
上場 | ○ |
ブロードマインドでは、現在無料相談を利用するだけでgiftee Boxで使えるギフト券をもれなくプレゼント!
giftee Boxは豊富なラインナップの中から好きな商品を選べるギフトです。 ポイント内であれば複数のギフトと交換することができ、利用に専用アプリのダウンロードや会員登録は必要ありません。
※出典:公式サイト
2.ほけんのぜんぶ
- お金のスペシャリストに何度でも無料で相談できる
- 子育て世代からシニア層まで累計21万件※1の申し込み実績がある
- 在籍しているFPの数が350名※2と非常に多く、相談員のFP資格取得率なんと100%
- 取扱っている保険会社数が日本最大級の40社以上
- 都合の良いタイミングに、自宅やオフィス、近隣のカフェなど指定した場所に訪問してくれる
- Web面談(オンライン相談)を受け付けている
※1 2023年2月時点 / ※2 2023年2月時点
ほけんのぜんぶは、全国47都道府県に相談対応エリアを設けている無料保険相談窓口で、累計申込み件数21万件を誇ることからも信頼性が高いことがうかがえます。
在籍しているFP資格取得者の人数は350名と非常に多く、取得率はなんと驚異の100%です。
”保険相談”とはいうものの、FPに相談が可能なことからも教育資金や家計全般の相談から住宅ローン、老後資金といった保険以外のこともオールマイティーに相談ができるのも魅力です。
取扱保険会社数 | 41社※2024年4月時点 |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、個人年金保険、損害保険、住宅ローン、教育資金、 |
対応地域 | ー(訪問型) |
オンライン保険相談 | ○(全国対応可能) |
上場 | × |
マネードクター
- 保険以外の相談にも対応
- 選べる5つの相談形式
- 2,000人以上の現役FPが在籍
- 47都道府県に対応
- 対応保険会社44社※1
- ワンランク上の店舗「マネードクタープレミア」も用意
※1:2024年4月時点
マネードクターは保険以外の内容も相談できることが特徴的な保険相談窓口です。資産運用や各種ローン、貯蓄や相続などお金に関するあらゆる悩みを相談できます。
また同店は、相談形式を5つの方法から選べます。具体的には店舗での相談・オンライン・訪問・カフェ・勤務先から選べるため、その時にあった都合の良い方法で相談できるのです。
なお、訪問先は47都道府県に対応しています。「自分の自宅周辺に店舗がなかった」という方でも安心して申し込みできるでしょう。
多くの保険会社を比較・検討できるため、一般的な生命保険会社で検討するよりも自分にあった保険が探しやすくなっているのです。
マネードクターの基本情報
取扱保険会社数 | 44社※1 |
主要商品 | 生命保険、医療保険、がん保険、収入保障保険、損害保険 |
対応地域 | 全国対応※一部対応できない地域あり(要相談) |
オンライン保険相談 | ○ |
上場 | ✕ |
マネードクターでは、予約フォームから無料保険相談を予約した方限定で、タニタ食堂の減塩みそのほか豪華プレゼントをもれなくプレゼントキャンペーン実施中!
出典:公式サイト
※1 2024年4月時点
特定疾病保険金の支払い条件とは
三大疾病保険は、単に三大疾病と診断されただけでは保険金が支払われません。
がん・急性心筋梗塞・脳卒中それぞれについて、所定の状態になり支払い条件を満たした場合という詳細な条件が定められています。
がんの支払い条件
まず、がんについては契約後90日間の免責期間があり、この間にがんと診断されても保障の対象にはなりません。また、乳がんについても保障されない場合があります。
がんの支払い条件は、免責期間が終わり保障が開始した後、初めてがんにかかったと医師によって診断確定されたときです。
がんのうち、上皮内がん・皮膚がんは保障の対象となりません。ただし、皮膚の悪性黒色腫(メラノーマ)については保障対象です。
急性心筋梗塞の支払い条件
急性心筋梗塞の支払い条件は、契約後に急性心筋梗塞に罹患し、初めて医師の診療を受けた日から60日以上、労働の制限を必要とする状態※が続いたと医師によって診断確定されたときです。
※軽い家事などの軽労働や事務などの座業はできるが、それ以上の活動では制限を必要とする状態
脳卒中の支払い条件
脳卒中は、その原因によって以下の3種類に分けることができます。
- 脳梗塞
- 脳出血
- くも膜下出血
これらの脳卒中の支払い条件は、契約後に脳卒中に罹患し、初めて医師の診療を受けた日から60日以上、言語障害・運動失調・麻痺などの神経学的後遺症が継続したと医師によって診断確定されたときです。
生前給付を受けられる特定疾病保険金は、医療費をカバーするためではなく生きているうちに死亡保険金を受け取るという性質のため、支払い条件は非常に厳しく定められているのです。
高度障害保険金と死亡保険金の支払い条件
高度障害保険金は、契約後に病気やケガを原因として所定の高度障害状態となった場合に受け取れます。また死亡保険金は、契約後に死亡した場合に受け取れます。
三大疾病に関する統計を知っておこう
ここで、三大疾病に関する色々な統計値を見てみましょう。厚生労働省の調査によると、三大疾病は日本人の死因の約半分を占める病気であるという結果が出ています。
主な死因のうち三大疾病の内訳は次の通りです。
- がん(悪性新生物) 27.6%
- 急性心筋梗塞(心疾患) 15.0%
- 脳卒中(脳血管疾患) 7.5%
- 三大疾病合計 50.1%
※ 厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況
また、死因別死亡率の年次推移を見てみると、三大疾病の死亡率が上昇していることが分かります。
戦後の平均寿命は50歳程度であったことや、当時は結核や肺炎の致死率が高かったことなどと比較して、現在は平均寿命が80歳超と飛躍的に伸びたこと、医療技術の進歩により多くの病気が直せるものとなったことなどにより、三大疾病が死因となるケースが増加しています。
※ 厚生労働省 令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況
三大疾病の総患者数と年齢別患者数は下記の通りです。
※ 厚生労働省 平成29年(2017)患者調査の概況 主な傷病の総患者数
※ 厚生労働省 平成29年(2017)患者調査の概況 統計表3 推計患者数,総数-入院-外来・年齢階級・傷病大分類別
三大疾病の大きな特徴として、年齢と罹患リスクが比例するという点があり、年齢階級別の患者数を見ても65歳以上から大きく増加していることが分かります。
特にがんの罹患リスクについては、女性の乳がんは40代から、男性の大腸がんや胃がんは50代から大きく上昇します。
なお、国立がん研究センターの統計※によると、日本人が一生のうちにがんと診断される確率は男性が65.0%、女性が50.2%、日本人ががんで死亡する確率は男性が26.7%、女性が17.8%となっています。
三大疾病にかかる医療費はいくら?
三大疾病に罹患した場合にかかる入院費用は次の通りです。
病名 | 平均在院日数 | 自己負担額 | |
---|---|---|---|
1入院あたり | 1日あたり | ||
胃がん | 19.2日 | 283,217円 | 14,751円 |
結腸がん | 15.7日 | 279,605円 | 17,809円 |
直腸がん | 15.7日 | 322,286円 | 20,528円 |
気管支および肺がん | 16.3日 | 258,078円 | 15,833円 |
急性心筋梗塞 | 19.3日 | 519,185円 | 26,901円 |
脳梗塞 | 78.2日 | 530,093円 | 6,779円 |
脳出血 | 78.2日 | 771,888円 | 9,871円 |
※ 公益社団法人全日本病院協会 2020年度 年間医療費(重症度別・急性期グループ)、厚生労働省 平成29年 患者調査の概況 3 退院患者の平均在院日数等をもとに作成
※ 自己負担割合は3割、高額療養費制度適用前の金額
三大疾病の中でも脳卒中は、平均在院日数が約2カ月半と長期に渡っており、特に医療費が高くなっています。
脳卒中を始めとした脳血管疾患の特徴として、後遺症によるリハビリテーションを必要とするため、長期入院を余儀なくされるという点があります。
対して、がんと心疾患については平均在院日数が20日を切っていますが、これは通院治療が中心となっているからです。
がん・心疾患だけでなく様々な病気やケガについて、現在の治療は入院から通院にシフトしています。
国の公的医療費を下げるために、長期の入院に対して国が医療機関に支払う診療報酬を減らしていることにより、医療機関が入院を短期化しているという事情があるのです。
- 医療技術が進歩し、大手術・長期入院の必要がなくなったこと
- 薬による治療が可能になったこと
特に、がんについては入院と通院の併用が主流になっており、短期入院で手術を受けたあと、抗がん剤治療や放射線治療は通院で行うケースが増えています。
また、がんは医療費の負担だけでなく、収入にも影響が出ることを念頭に置かなければなりません。
さらに、家族ががんに罹患したことにより就労状況に変化があった人の割合は38.9%、そのうち仕事を辞めた人の割合は11.4%となっています。
がんに罹患したことによって、患者本人の収入が減った人の割合は56.8%、世帯収入が減った人の割合は45.0%となっていることから、がんは医療費の負担だけでなく収入の減少にも備える必要があることが分かります。
※ 東京都福祉保健局 平成26年5月 がん患者の就労等に関する実態調査
日本は公的医療保険制度が大変充実していることでも知られています。
高額療養費制度を利用した場合の医療費の自己負担額は月8万円程度が上限です。しかし、ここには差額ベッド代や食事代など、公的医療保険制度の対象とならない費用は含まれていません。
また、主にがんの治療方法として増えてきた先進医療の技術料についても、公的医療保険制度の対象とならず自己負担になります。
要するに、医療費の自己負担分と公的医療保険制度適用外の分を合わせた金額が実際にかかる医療費と言えるのです。
さらに、三大疾病のような大きな病気にかかったあとは、通常の生活に戻るまで時間がかかります。
入院して手術を受けたあと、退院しても通院やリハビリが続くことが懸念されますので、すぐに以前と同じペースで働くことは体力的にも難しいと言えますし、その分収入も少なくなってしまう恐れがあります。
社会保険に加入している会社員であれば傷病手当金が受給できます。
三大疾病は重い病気ですが、医療技術の進歩により治すことができる病気になりました。
しかし、三大疾病の治療に伴って医療費の高額化や収入減少のリスクが大きくなり、社会保障だけでは不十分になったため、三大疾病保険で備える必要性が出てきたと言えます。
おすすめの三大疾病保険はどんな特徴がある?
おすすめできる三大疾病保険の特徴は次の通りです。
1.低解約返戻金型、無解約返戻金型
低解約返戻金型・無解約返戻金型の保険とは、解約返戻金を減額する代わりに月々の保険料を抑えている保険のことです。保険料が高くならないように、このような型が用意されています。
2.リビング・ニーズ特約
リビング・ニーズ特約は、原因にかかわらず余命6カ月以内と判断された場合に、死亡保険金の一部または全部(3,000万円が限度)を生前に受け取れます。
これにより、三大疾病による特定疾病保険金以外にも生前給付を受けられるため、医療費や生活に充てることができます。
3.指定代理請求特約
被保険者本人が傷害や疾病のために、保険金請求の意思表示や意思確認ができないとき、または、治療上の都合により傷病名や余命の告知を受けていないときなどの特別な事情がある場合に、契約者が事前に指定した代理人が被保険者の代理として保険金を請求できます。
この特約も、特約保険料はかかりません。
三大疾病保険のメリットとデメリット
三大疾病保険は重大な病気を保障できる保険です。しかし「メリット・デメリットがわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで以下では、三大疾病保険のメリットとデメリットを簡単にまとめていきます。現在検討中の方は、本項を参考にしてみてください。
三大疾病保険のメリット
- がん保険よりも広範囲の保障を持てる
- 主契約・特約どちらにも対応している
- 死因の約半数を占める疾病をひとつでカバーできる
三大疾病保険は、がん保険よりも広範囲の保障を持てます。がんだけではなく、心疾患や脳血管疾患も保障対象になっているからです。
保障の範囲が広がることで、がん保険以上の安心感を手にできます。さらに保険金を受け取れる可能性も高くなるため、払い損になる可能性を低減できるのです。また、三大疾病保険は主契約・特約どちらでも加入できます。
三大疾病保険のデメリット
- 保険料は割高
- 保険金の支払いは一度きり
三大疾病保険は保障できる範囲が多くなる分、保険料は割高になります。そのため、自分の予算に合っている商品か確認することが重要です。
具体的に三大疾病保険の保険料は、医療保険やがん保険よりも高い水準になります。重大な疾病を大きな保険金でカバーできる分、保険料も割高になるのです。
仕組み上、三大疾病保険は一度保険金の支払いが成立したら契約は解消されることがほとんどです。医療保険やがん保険と仕組みが異なるため、契約前に概要を確認しておきましょう。
おすすめの三大疾病保険に関するよくある質問
まとめ
本記事では三大疾病保険がおすすめな人や、三大疾病にかかる医療費、三大疾病保険のメリット・デメリットなどをご紹介しました。
三大疾病とは、がん・急性心筋梗塞・脳卒中の3つであり、日本人の死因の50%を占めています。そのため、三大疾病保険は日本人のニーズに沿った商品といえるでしょう。
三大疾病保険に加入しておけば、がん保険よりも広範囲の保障が受けられるので、より安心感が高まります。ただ、保険料は割高になっているため、加入する際は自分にとって必要なのかをよく考えなければなりません。
三大疾病保険への加入が決めきれない場合は、ぜひ本記事で紹介している保険相談窓口の利用を検討してみてください。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等を提供する企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事の内容は、本記事内で紹介されている商品・サービス等の仕様等について何らかの保証をするものではありません。本記事で紹介しております商品・サービスの詳細につきましては、商品・サービスを提供している企業等へご確認くださいますようお願い申し上げます。
・本記事の内容は作成日または更新日現在のものです。本記事の作成日または更新日以後に、本記事で紹介している商品・サービスの内容が変更されている場合がございます。
・本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他の企業等の意見を代表するものではありません。
・本記事内で紹介されている意見は、意見を提供された方の使用当時のものであり、その内容および商品・サービスの仕様等についていかなる保証をするものでもありません。